「英語が苦手なのに、親の私が教えても大丈夫だろうか」。おうち英語をはじめようとするとき、多くの親御さんが同じような不安を抱えます。うまく発音できるだろうか。忙しい中でも続けられるだろうか。このやり方で合っているのだろうか。
このページでは、そうしたよくある不安に、ひとつずつお答えします。はじめにお伝えしたいのは、英語が得意でなくても、完璧でなくても大丈夫だということです。この時期に大切なのは、正しさよりも、お子さまと英語にふれる温かな時間です。
A.英語が話せないのですが、親にできることはありますか?
はい、あります。この時期のおうち英語で親御さんに求められるのは、英語を「教える」ことではありません。お子さまのとなりで、一緒に楽しむことです。
教材には、セットになった保護者向けガイドがあります。そこには、どのような英語で声をかければよいかが書かれています。ガイドに沿って、親御さんの声で読んでみるだけで十分です。特別な英語力は必要ありません。
お子さまにとっていちばん身近で、届きやすいのは、いつもそばにいる親御さんの声です。上手に話せるかどうかよりも、その声を通して英語にふれられることのほうが、ずっと大切です。
B.発音が上手ではありません。子どもに変な癖がつきませんか?
心配しなくて大丈夫です。この時期は、英語を正確に発音できるようにすることを目的としているわけではありません。英語の音に親しみ、英語にふれることを楽しいと感じること。それがいちばんの目的です。
お子さまはこれから、さまざまな場面で英語の音にふれていきます。いま聞いている発音だけが、そのまま固定されてしまうわけではありません。
それよりも、親御さんが気負わず、楽しそうに声をかけていること。そのようすのほうが、お子さまには大きく伝わります。発音を気にしすぎず、いつもの声で話しかけてみてください。
C.毎日は続けられそうにありません。それでも大丈夫ですか?
大丈夫です。毎日きちんと続けることは、おうち英語の条件ではありません。
一回の時間は、五分でも十分でも構いません。できる日に、できるぶんだけ。できない日があっても、気にしなくて大丈夫です。
無理に続けようとすると、英語の時間が「やらなければならないもの」になってしまうことがあります。ゆるやかに、いやにならない範囲で続けることのほうが、この時期には合っています。
D.しばらくお休みしてしまいました。もう手遅れですか?
手遅れということはありません。数週間、あるいは数か月あいてしまっても、また戻ってきたところからはじめれば大丈夫です。
この時期の英語に、締め切りはありません。はじめるのが遅すぎるということもありません。大切なのは、英語が身近にある時間が、もう一度お子さまのそばに戻ってくることです。
お休みしたことを、後戻りだと考えなくて大丈夫です。気が向いたときに、もう一度そっとはじめてみてください。
E.これで本当に効果があるのか、不安になります。
そう感じるのは自然なことです。おうち英語は、テストの点数のように、成果がすぐ目に見えるものではありません。
この時期に大切にしたいのは、英語がどれだけできるようになったかではありません。英語にふれる時間を、お子さまが楽しいと感じ、また戻ってきたいと思えること。それが、ひとつの大切な手ごたえです。
お子さまが「またやりたい」と言ったり、好きな絵のページをもう一度開いたりする。そんな小さなようすが見えたら、英語が少しずつ身近なものになっているしるしです。うまくできているかを、細かく測ろうとしなくても大丈夫です。
英語が苦手でも、大丈夫です。完璧でなくても、毎日でなくても大丈夫です。お子さまのとなりで、親御さんの声を通して英語にふれる時間を少しずつ重ねていく。その積み重ねが、いちばん自然で確かな続け方です。
まとめ
- 英語が話せなくても、大丈夫です。求められるのは教えることではなく、お子さまのとなりで一緒に楽しむことです。ガイドに沿って、親御さんの声でかけるだけで十分です。
- 完璧でなくても、大丈夫です。発音の正しさよりも、親御さんが気負わず、楽しそうにしていること。そのようすが、お子さまにいちばん伝わります。
- 休んでしまっても、大丈夫です。毎日でなくても、間があいても、手遅れにはなりません。また戻ってきたときに、そこからはじめれば大丈夫です。
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